介護食の常識をくつがえそう!!味も見た目もいい作り方とは!?

日本食にはない技法で

介護食は和食で薄味でないといけないということはありません。洋食でも中華でも問題はないのです。中でも食材をいかに上手に混ぜ合わせることができて、なめらかさや口どけが評価されるフランス料理というのは、シャキシャキ感やサクサク感を大事にする日本料理にはない技法があり、フェッテやマルジョンという技法を覚えることができれば、介護食づくりもスムーズになりますよ。ほかにも、食材をすりつぶしたり、裏ごししたり、ゼラチンや生クリームをつかってムースやソースをつくるなど、高齢者でも食べやすい美味しい食事が作れるでしょう。

食材の香りを体験できる調理法で

香りを感じない食事ほど味気のないものはありません。どうせなら、台所で介護食をつくっている時からニオイを感じてお腹がすいたと思ってもらえたり、今日は何かしらと思ってもらえるものを作りたいですよね。五感をフルにつかってこそ、人は美味しいと感じるものです。つぶしたり、過熱したりすると食材の香りは失われがちですが、調理過程でフードプロセッサーやミキサーを上手に使えば空気が食材にはいるので、食べた時に空気が鼻に抜けて素材の香りを感じることができますよ。

抗酸化とデトックスにも配慮

食べる人の喜びや楽しさを考えた時、視覚でも楽しめる料理であることは重要でしょう。介護食の盛り付けはフレンチの盛り付けそのものです。最初にソースをお皿に敷いて、その上に食材と食材がかさならないようにおくのが基本ですから、お皿に絵を描くような気持ちで盛り付けも楽しみましょう。作り手が楽しそうにしていると、食べる側にも楽しさが伝わるものです。また、介護が必要になっても、女性は特に美容にはこだわりたいものです。口には出しませんが、メイクをしてあげると喜び、外出がふえるのと同様に食事もアンチエイジングを心がけた食材をつかってあげれば喜んでくれるでしょう。また、便秘がちな高齢者も多いですから、デトックス作用と抗酸化食材を積極的にとり入れてみましょう。

介護に就職する際には、入浴用の服や通常時の服、靴など会社が負担してくれるのかを確認しておくと良いです。